2023.10.14

オルビス、冷凍総菜事業に参入 冷凍デリ「INNER COLOR DELI」を発売

オルビスはこのほど、新たに冷凍惣菜事業に参入し、冷凍デリ「INNER COLOR DELI(インナーカラーデリ)」の販売を開始した。食品スーパー「マルエツ」「カスミ」「マックスバリュ関東」の旗艦店14店舗、買い物アプリ「Scan&Go ignica」内の「オンラインデリバリー」にて販売する。食を通じた「スマートエイジング」(自分らしく美しい年齢を重ねていくこと)の実現を目指す。

【<画像5点>「INNER COLOR DELI」5種はこちら】

オルビスが新たな価値創造に向けて販売を開始した「INNER COLOR DELI」は、オルビス社員の原体験に着眼し、誕生した冷凍デリ。冷凍技術が進歩し美味しさは増していく一方で、「冷凍食品に抱く罪悪感」について、この罪悪感が食事をこしらえる時間に込められていた「思いやり」に起因するものとし、いたわる気持ちや美味しく食べるための丁寧なひと手間、栄養バランスへの配慮といった「思いやり」をオルビスらしい切り口で冷凍食品に詰め込んだ。

「思いやりの中心にあるいたわりの気持ち」が詰まっているレシピとして、世界中で長く愛されてきたレシピに着目。栄養豊富な野菜や豆をたっぷり詰め込んだフランスのニースの郷土料理ラタトゥイユ、栄養豊富なビーツをはじめ、たっぷりの野菜とハーブを効かせたラムのミートボールが入ったボルシチなど、5品目を展開し、プロのシェフ鑑賞のもと日常の生活に取り込みやすいようシンプルな1皿に仕立てた。販売価格はいずれも864円(税込)。


▲5品目を展開

美味しさや栄養バランスを考えたこだわりの食材選びに加え、カット方法や下味の仕込み、熱を入れるタイミングなど、食材本来の良さを味わうための丁寧なひと手間を大切にしつつ、食材の彩りにも着目。色鮮やかな食材を採用し、視覚的にもバランスを感じられるような工夫している。パッケージには、「本棚から本を選ぶような、自分らしい選択を」をテーマにレシピ本をイメージしたデザインを採用。食を通じた「スマートエイジング」(自分らしく美しい年齢を重ねていくこと)の実現を目指し、冷凍惣菜事業に新規参入を果たした。

オルビスが企画コンセプトを設計した「INNER COLOR DELI」は、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスとの協業により、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス傘下の食品スーパー「マルエツ」「カスミ」「マックスバリュ関東」の旗艦店14店舗、買い物アプリ「Scan&Go ignica」内の「オンラインデリバリー」にて、10月10日より単品販売を開始。これに先がけ10月5日からは、オルビスメンバーシッププログラムVIPメンバー限定コミュニティサイトにて、5品目セットの注文受付も開始している。

昨今、共働き世代の増加などを背景に、冷凍食品および冷凍惣菜領域の市場が拡大している。オルビスは、今後もライフスタイルの多様化や価値観の細分化が進む中、インナーケア、および美容と密接な“食”においても個々のニーズに合った最適なサポート届けたいとの考えから、食領域において既存の文化や価値観を変容させたいという共通の想いを持つユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスのリテールビジネスと、オルビスのブランドビジネス/ダイレクトマーケティングをかけ合わせ、新たな価値創造を目指した協業の実現に至ったとしている。

オルビスは、ここちよい社会の実現に向け、提供価値である「スマートエイジング」を軸に顧客1人ひとりに寄り添い、“あなたらしさ”をともに実現することを目指して事業活動を展開。スキンケアを中心としたビューティーブランドとして、2020年1月に販売開始した飲むスキンケア「オルビス ディフェンセラ(特定保健用食品)」を筆頭に、健やかな美しさを引き出すインナーケア商品にも注力している。2021年9月には、「素材の力を引き出し美しさへと導く」をコンセプトにした「INNER COLOR SALAD(インナーカラーサラダ)」3種を販売し、日々の継続が大切だからこそ、健康や美容のために無理して頑張ることなく、ライフスタイルに楽しく・気軽に取り入れられる価値を提供してきた。今後も食を通して、これまでにない新しい顧客体験価値の提供を実現いく考えを示した。




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