2023.10.14

ソーシャルギフトサービス「dōzo」、90種超のテーマから選べる選択型ギフトが注目

オンワードグループの大和は、もらった人が数種類の中から受け取る商品を選ぶことができるソーシャルギフトサービス「dōzo(ドーゾ)」を展開している。贈る側は90種類以上の中から目的に合ったテーマを選択し、贈ることができる。専門性やトレンド性の高いテーマも用意し、贈る相手に合ったギフトを贈ることができるという。

2022年4月に提供を開始した「dōzo」は、贈る側が相手の個性や好みに合わせてテーマを選択し、受け取る側はテーマ別に用意されている5~6種類の商品から、好きなギフトを受け取ることができる。SNSを経由して手軽に贈ることができるため、相手の住所や電話番号を知らなくもプレゼントすることができる。



贈る側は決済後、発行されたURLをLINEなどで送ることができる。送料は発生するが、贈る側の自宅に配送し、手渡しすることも可能だ。結婚式の引き出物としてのニーズもあるという。



「手渡しする際のギフトには、スマホのカバーなどに入れることができるステッカーを付けている。アナログで渡したい人のためにも対応している」(マーケティング部 茂木新之助部長)と話す。

60人以上のイラストレーターと契約しており、イラストで分かりやすくテーマを紹介している。イラストを気に入り、テーマを選ぶ利用者もいるという。



契約しているイラストレーターにもサービスの拡散に協力してもらっている。自身のイラストが採用されたギフトをSNSに投稿してもらうことで、新たな顧客との接点を作っている。

「当社のことを知らない方にアプローチできている。まずはイラストレーターのファンの方から認知を獲得していきたい」(同)と言う。

商品ページからテーマのイラストを描いたイラストレーターの紹介ページに遷移することもできる。イラストレーターが描いた他のテーマやSNSアカウントも紹介している。

サイトでは、母の日や父の日などのイベントに合わせて、毎月のように新しいコンテンツを配信している。イベントに合わせた特設ページを作成することもあるという。

「父の日に何をプレゼントしたらよいか悩む人に向けて、タイプ別に選ぶことができるページも作っている。選ぶ基準になり、利用してもらいやすいと思う」(同)と言う。

さまざまなコンテンツを用意することで、ギフトを贈る際に思い出してもらえるようなサイトにしていきたいという。

価格帯でギフトテーマを絞り込むこともできる。よく売れているテーマについては、さまざまな価格帯を用意することも検討している。




RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事