2023.10.12

オンワードHD、中間期のEC売上は7.7%増 OMOサービスの利用拡大が寄与

オンワードホールディングス(HD)の2023年3‐8月期(第2四半期)における国内EC売上高は、前年同期比7.7%増の225億9700万円だった。EC売上高に占める自社EC比率は86.2%と高水準を維持している。OMOサービスの利用が拡大したという。
 
中核会社であるオンワード樫山が展開しているOMOサービス「クリック&トライ」の導入店舗数は、前年同期末から50店舗増加し、360店舗になった。リアル店舗およびECサイトへの来客数は着実に増加している。
 
オンワードグループの国内9社のEC化率は、30%と横ばいにある。オンワード樫山の2019年2月期におけるEC化率は14%だったが、2023年3‐8月期には28%まで拡大している。
 
「オンワード樫山の流通販路構想が大きく変化していることが、グループの販路別売上高構成比に大きく影響している。EC比率はグループ全体で3割を占めており、自社ECの割合は約9割だ。今後もECは強化していきたい」(保元道宣代表)と話している。



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