メガネブランド「Zoff」、ECサイトでポストに商品届ける「ポストインサービス」開始

メガネブランド「Zoff（ゾフ）」を展開するインターメスティックはこのほど、「Zoff 公式オンラインストア」において、自宅のポストで商品が受け取れる配送サービス「ポストインサービス」の提供を開始した。「配達を家で待つのが煩わしい」などの顧客のニーズに対応するとともに、再配達を削減し、配送効率の向上や環境への貢献を目指す。

メガネブランド「Zoff」が提供を開始した「ポストインサービス」は、「Zoff公式オンラインストア」で購入した商品を自宅の郵便ポストで受け取れる配送サービス。日本郵便の「ゆうパケット」での配送となり、対象エリアは全国。

「平日に荷物を受け取ることができない」「配達を家で待つのが煩わしい」「非対面で受け取りたい」といったユーザーのニーズに対応を図ったとし、利用者は従来の発送方法、「ポストインサービス」から配送方法を選択できる。

近年の流通においては、ECの普及に伴う流通量の増加、ドライバーや現場作業者の人手不足、人件費や物価上昇による物流コストの増加、温室効果ガスの排出、そして「2024年問題」として指摘される輸送能力の不足など、多くの課題が存在しているとし、「ポストインサービス」の提供により、物流事業者における不在時の持ち戻りや再配達の削減を実現し、配送効率の向上や環境への貢献を目指す。

「Zoff」は、「ポストインサービス」を初めとした配送手段の拡充や、さまざまな機能の追加を通じて、顧客の利便性向上を目指すとともに、物流の効率化や環境への取り組みなど業界全体の課題解決に取り組んでいく考えを示した。