クラダシ、少量からの注文可能に 新サービスのベータ版を提供

ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営するクラダシは9月13日、少量の注文に対応するサービスのベータ版の提供を開始した。顧客からの要望を反映し、さらなる利用者の獲得に努めていく。
　
「Kuradashi」は食品ロス（まだ食べられるのにも関わらず廃棄されてしまう食品のこと）の商品を取り扱うECサイト。企業が排出する食品ロスを協賛価格で買い取り、「Kuradashi」で販売する。出品企業数は1400社、常時約2000種類の食品などを取りそろえている。

「Kuradashi」では1商品において、大容量の商品を取り扱っている。ハウス食品のカレーライスは、1包180グラムの商品を30個入りで販売している。
　
「同じ商品が大量だと『量が多くて食べきれない』『もっと気軽に買えるボリュームの商品がほしい』『気になる商品はあるが、大容量のため購入をためらう』などの声を頂いていた」（広報）と話す。


▲「えらんでKuradashi」の使用イメージ
　
顧客ターゲットは、従来購入を迷っていた人や、1人暮らしの人だ。少量ずつ「Kuradashi」の商品を試せる点をアピールし、顧客獲得を促進したい考えだ。