売れるネット広告社、東証グロース市場へ上場 2023年7月期の売上高は13.7％増の9億5900万円

通販・EC企業のコンサルティングなどを手掛ける売れるネット広告社が、東京グロース市場に新規上場する。上場日は10月23日の予定となっている。

売れるネット広告社は、北の達人コーポレーションややずや、ランクアップ、フィネスなどといった大手通販会社のコンサルティングやネット広告の運用を手掛けている。近年は、広告の費用対効果を改善させるクラウドサービス「売れるD2Cつくーる」なども提供している。

売れるネット広告社の新規上場のための有価証券報告書によると、同社の2023年7月期の売上高は、8億4300万円だった。全社売上高に占める「売れるD2Cつくーる」の売上高（販売高）の割合は、約30%に当たる2億5100万円だったとしている。

9月20日に発表した2023年7月期の売上高は、前期比13.7％増の9億5900万円だった。2024年7月期には、売上高を同9.5％増の10億5100万円にまで伸ばす計画だという。