タンスのゲン、売上7％増の263億円 顧客対応見直しなどで増収に

家具・インテリアECのタンスのゲンは、2023年7月期の売上高（海外含む）が前期比7.0％増の263億円だった。

2022年8月から2023年1月までの上半期は計画未達や前年割れが続いたが、2023年2月以降に新商品の販売方法や顧客対応の見直しが奏功して増収に転じた。

また、ダイニングとチェアのセット品（約4万円）が、X（旧ツイッター）で話題になり、生産が追いつかないほどの売れ行きになった。

新商品をお得に購入してもらう施策を投じたほか、2023年3月から、夜8時までの対応時間を夜10時に延長。コロナ禍前の受付体制に戻してサービスの強化に取り組んだ。

今期の売上高は海外を含めて290億円を目標とする。消費者の生活の変化に寄り添った新製品を積極的に開発していくという。海外売上は前期より1億円増の3億円にしていく計画だ。