かっこはこのほど、フィッシング対策パッケージ「鉄壁PACK for フィッシング」において、「フィッシングドメイン検知サービス」を正式リリースした。これにより、フィッシングサイトの出現のすばやい把握を可能にする。
かっこは、オンライン取引における「不正検知サービス」を中核サービスとして位置づけ、不正注文検知サービス「O-PLUX（オープラックス）」、不正アクセス検知サービス「O-MOTION（オーモーション）」を提供などを提供している。
このほど、フィッシング対策パッケージ「鉄壁PACK for フィッシング」において、「フィッシングドメイン検知サービス」を正式リリースした。「鉄壁PACK for フィッシング」は、2023年度の「フィッシング対策ガイドライン」に基づき、フィッシング詐欺のあらゆるフェーズで効果的な対策を提供するパッケージ。
基本となる「フィッシングメール対策支援」「フィッシングドメイン検知」「なりすましログイン検知」に加えて、「複数要素認証」、「テイクダウン代行」、不正注文検知サービス「O-PLUX」などのオプションで網羅的な対策が可能。金融サービスサイト・通販サイト等に対し、不正アクセス検知サービス「O-MOTION」でフィッシングの水際で被害を防ぎ、実効性を発揮する。月額15万円から利用でき、リーズナブルな価格で包括的なフィッシング対策をワンストップで実現する。
【サービスイメージ図】
正式リリースを開始した「フィッシングドメイン検知サービス」は、不正者がフィッシングサイトを構築する際に、本物のサイトに似せたドメインを使用するのが一般的なことから、利用事業者のドメインと類似した新たなドメインの取得を検知し、フィッシングサイトデータベースと照合したうえで、サイトの運営者にレポート形式でアラート通知を行う。これにより事業者は、フィッシングサイトの出現を素早く把握し、適切な対策を講じることが可能になる。
かっこは今後も、多様化する最新の不正手口に関する分析と研究を重ねるとともに、国の不正対策の方向性を鑑みながら、積極的に機能拡充・サービス開発に取り組むことで、安心・安全なオンライン取引・ネット通販の環境づくりに貢献していく考えを示した。
