Eストアーはこのほど、ECカート「Eストアーショップサーブ」において、Rosetta, Incが提供する、ファッション＆ライフスタイル分野に特化したパーソナライゼーションプラットフォーム「Rosetta AI（ロゼッタ・エーアイ）」への接続機能を導入すると発表した。最先端のレコメンデーションエンジンを容易に導入できる環境を提供する。
Eストアーの「Eストアーショップサーブ」は、専用構築に匹敵するレベルの回線を使用したECシステム。業界最多のAPIにより、著名な各種ツール・サービスともダイレクトに通信できるという特徴も備える。
8月下旬には、ファッションとライフスタイル分野に特化した話題のレコメンデーションエンジン「Rosetta AI」との接続機能を導入する。台湾を起点とするRosetta, Incの提供する同システムの導入は、日本で初の試みとなる。
「Rosetta AI」は、ビジュアルAIにより商品の画像を解析。商品な細かな特徴を理解すると同時にサイト上での顧客の反応や行動を観察し、顧客の“好み”を理解し、商品のレコメンドを行う。おすすめする商品は、顧客のアクションを受けて刻々と変化し、ダイナミックに選定されるという特徴を持つ。詳細な商品理解と深い顧客理解に基づき、レコメンドの精度が継続して向上するため、サイトの直帰率低減やコンバージョン率向上の促進が期待できる。
今回の導入により、「Eストアーショップサーブ」を利用する事業者は、ECサイトのパーソナライゼーションを強化し、ビジネスの拡大につながる新たなショッピング体験の提供が可能となる。
昨今、ネット上に溢れる品数の多さはもちろん、各々のECサイトにおいても多種多様な商品を扱っている。訪れたユーザーに、おすすめしたい商品を数多く見てほしいと思っても、嗜好に合わない商品のレコメンドはネガティブな反応を誘発しかねない。
こうした状況を受けEストアーは、台湾を中心に2000社以上に導入され、平均受注金額の増加やコンバージョン率の向上に実績を持つ「Rosetta AI」への接続機能を標準装備に至ったとしている。最先端のレコメンデーションエンジンを容易に導入できる環境を整えた。
