2023.04.20

高島屋、EC売上高は1.2%減の319億円 店頭販売回復で成長がストップ

高島屋の2023年2月期におけるEC売上高は、前期比1.2%減の319億円となった。店頭売上高の回復の影響により、ECの成長が止まったという。
 
EC事業では、百貨店らしい品ぞろえを行い、他社のECサービスとの差別化を図ったという。
 
外部との連携による新規顧客の獲得も推進。決済方法の多様化による利便性向上も図ったとしている。

一方で2023年2月期のEC事業の売り上げは、リアルへの回帰が進んだ影響で苦戦したという。

2023年度計画では、EC売上高380億円を目指すとしている。「自家需要の拡大に向けたデパートコスメサイト構築」「ショールーミングをはじめとする、店頭との相互送客」などを行い、百貨店ECとしての機能を強化していくという。
 
さらに、「専任バイヤーの増員による非百貨店商材の拡充」「ソーシャルギフトや新規決済手段の導入」に取り組むなどして、他のECサイトとの差別化に注力していくとしている。





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