2023.02.23

歯愛メディカル、通販売上は2.8%増の404億円 EC化率は約50%に

歯愛メディカルの2022年12月期における通信販売事業の売上高は、前期比2.8%増の404億6000万円となった。同事業の売上総利益は微増の105億8000万円。EC化率は約50%となり、売り上げに換算すると約202億円だった。
 
通信販売事業は、感染対策商品の需要が引き続き堅調に推移した。20年度に新規で口座開設した顧客の継続的な取引、歯科用ユニットの販売、展示会での大型機器類の販売などが増収の要因となった。ほかにも、物流倉庫の改修や改良なども好影響を及ぼした。
 
全社売上高は同4.1%増の428億9100万円と増収だった一方、為替相場の変動や資源高などの影響から、営業利益は同11.8%減の39億9000万円となった。
 
今年の後半に本格稼働する予定の新物流センターや、既存の物流倉庫で進めている人材採用や教育のコストもかさんだ。人材の定着と教育が進むことで収益の改善に貢献するとみている。



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