サードウェーブ、「紺綬褒章」を受章 「eスポーツを通じた社会貢献を」と意欲

PC・周辺機器のECなどを手掛けるサードウェーブはこのほど、京都府と茨城県に対し寄付を行った功績が認められ、紫綬褒章を受章した。

同社では、eスポーツイベントのスポンサーや、全国高校eスポーツ選手権の共催といった形で、eスポーツ業界を支援してきた。eスポーツに積極的な自治体である、京都府と茨城県に対しては、企業版ふるさと納税制度を活用して、寄付を行っていた。

同社のeスポーツ推進本部長である前田雅尚取締役は、「当社では、専用施設を作ったり、大会を開催したりと、さまざまな形でeスポーツの支援を行ってきた。しかし地方においては、当社だけでは思うように展開ができなかった。そこで、企業版ふるさと納税制度を活用することにより、各自治体の協力を得ようと考えた」と話す。

今後の展開については、「今後も日本全国でｅスポーツを支える方々を支援していきたい。イベントを行ったり、インフルエンサーなど、さまざまな分野の方々と協業したりしていきたい」（前田氏）と話している。