2023.01.19

「JAPAN EC大賞2022」、総合大賞は「ていねい通販」 「本屋大賞」のように選出企業がヒットする流れ目指す

一般社団法人日本通販CRM協会(事務局東京都、向徹代表理事)はこのほど、「JAPAN EC大賞2022」を発表し、総合大賞には「ていねい通販」を運営する生活総合サービス(本社大阪府)を選出した。
 
総合大賞のほか、CRMにおいて重要な要素となる「顧客対応」「商品・サービス」「PR」「ブランド」「人材活躍」の五つの部門も選出。生活総合サービスは「顧客対応部門」にも選ばれた。
 
「商品・サービス部門」は九南サービス(本社宮崎県)、「PR部門」は北の達人コーポレーション(本社東京都)、「ブランド部門」にはクラシコム(本社東京都)、「人材活躍部門」には大麦工房ロア(本社栃木県)がそれぞれ選ばれた。受賞企業は15人の「インダストリーリーダー」が選んでいる。
 
今回が3回目となり、1回目は、通販企業が多く選ばれていたが、2回目以降はEC企業が増えた。スマホが習慣となり、ネット広告や企業アカウントの成長など、SNSの影響が大きいとみている。また、今回はブランドの世界観や独自性を大切にしている企業が目立った。
 
今後は業界内だけではなく、消費者に認知されるようにしていく考え。「例えるなら『本屋大賞』のように、業界の人が選んだ企業が消費者の間でヒットする流れを作りたい」(日本通販CRM協会事務局 長瀬健太氏)としている。2月10日に初の表彰式を行う予定だ。




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