2022.11.18

不正検知サービス「O-MOTION」、ECプラットフォーム「ebisumart」「ebisumart zero」と提携

かっこはインターファクトリーの「ebisumart」と連携

不正アクセスによる個人情報漏えい対策を提供するかっこは11月10日、不正アクセス検知サービス「O-MOTION(オーモーション)」が、インターファクトリーの提供するクラウドコマースプラットフォーム「ebisumart(エビスマート)」および「ebisumart zero(エビスマート ゼロ)」の提携サービスに追加されたと発表した。「ebisumart」および「ebisumart zero」ユーザーの不正アクセス対策を支援する。

かっこの提供する「O-MOTION」は、特許を取得した独自の端末特定技術とキータッチなどの操作情報の活用により、正しいID・パスワードによるアクセスであっても、そのアクセスが本当に本人によるものであるのか、不正者による不正アクセスなのかをリアルタイムに検知するクラウドサービス。

認証サービスとの連携により、正常なユーザーに負荷をかけず、疑わしいアクセスにのみ認証を設定でき、Webサイトにコードを埋め込むだけで簡単に導入可能という特徴も備える。自動プログラム(Bot)による総当たり攻撃や他人のID・パスワードを使った不正者のなりすましも検知し、通販サイト、金融サービスサイト、会員サイト等において利用されている。

一方、インターファクトリーの提供する「ebisumart」はSaaS型非カート型市場において多くの支持を得ている主要クラウドコマースプラットフォーム。ECパッケージとASPの両システムのメリットを兼ね備えており、常に最新・最適化されたECサイトを構築できる。

ASP型カートの「安価」で「手軽」にECサイトを構築できるメリットに加えて、豊富な標準機能と業界トップクラスのセキュリティ環境を低価格で利用でき、事業フェーズに最適なタイミングで「機能拡大できる」スモールスタート向けクラウドコマースプラットフォーム「ebisumart zero」も提供している。

このほど「O-MOTION」は、「ebisumart」および「ebisumart zero」の提携サービスに追加された。これにより両サービスを利用するユーザーは、提携サービスとして「O-MOTION」を利用でき、情報漏えいの要因となる不正アクセスへの対策がしやすくなった。

かっこが行ったEC事業者に対する不正アクセス対策に関する実態調査によると、8割超の事業者が対策を行っているにもかかわらず、4社に1社はウイルス感染や情報漏えいなどの被害にあっていることがわかった。また、警察庁発表の「令和3年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」によると、2021年度のサイバー犯罪の検挙数は1万2209件と過去最多になっており、EC事業者にとって不正アクセス対策は喫緊の課題となっている。

今回の取り組みにより、「ebisumart」および「ebisumart zero」を利用する事業者は、より手軽に情報漏えい対策に取り組めるようになった。




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