2022.10.22

プランドゥ、日本発のビーガンコスメブランド「SAIRAI」を展開 キノコから抽出した「EGT」使用

化粧品の製造販売を行うプランドゥは2021年12月、日本発のビーガンコスメブランド「SAIRAI(サイライ)」を立ち上げ、公式オンラインストアの運営を行っている。

商品には、植物性の成分だけを使用し、純度98%と高濃度のエルゴチオネイン(EGT)を使っている。EGTはキノコから抽出されるアミノ酸成分で、抗酸化作用が高い。食べても塗っても効果がある成分といわれ、食品やコスメなどへの使用が増えている。

濃度の高いEGTを配合することで、ファンデーションなどを顔に塗っている間もスキンケアができる仕様にした。

また、メークを落とす際にクレンジングを使用せず、せっけんで落とせる特徴もある。クレンジングは、肌に必要な油分なども落としてしまい、乾燥や肌荒れにつながることもある。「落としすぎない」ことで、肌本来の強さを高めることにもつながるとしている。自然由来のせっけんでメークを落とせば水を汚染する心配がない。

井上真樹社長は「肌荒れに悩んでいた私の娘も改善がみられ、使用を続けている。容器は若い人の目には止まりにくいかと思うが、親が子どもに勧め、代々使用してもらえるようにしたい」と話す。


▲フェースパウダーには天然鉱石を配合

クッションファンデは税込5000円と高額のため、親子で一緒に使用することも勧めている。また、小さい子どもが触っても安心なので、乳児を持つ母親にも知ってほしいとしている。

商品の良さを実感してもらう機会を増やすため、イベント出店やポップアップを積極的に行っている。中でも、サステナブルやSDGsを目的とした、ブランドと親和性の高いイベントを選定している。卸販売に向けたバイヤーとの出会いも目的としている。

現在は、有楽町マルイの「エシカルな暮らしラボ」と、銀座東急の「縄文デイズ」で展示販売をしている。常設店舗への導入も決まっており、今後さらにオフラインでの販売を広げていく方針だ。





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