2020.04.29

【画像認識AI×越境EC】言語問わない商品検索可能に 「popIn Action」と「WorldShopping BIZ」がタッグ

popInが提供するEC向け画像認識AIサービス「popIn Action(ポップイン アクション)」は4月28日、ジグザグが提供する越境ECサービス「WorldShopping BIZ」と連携し、言語を問わない商品検索・越境ECを実現すると発表した。

越境ECサービス「WorldShopping BIZ」は、ECサイトにJavaScriptを1行挿入するだけで海外ユーザー用に最適化されたショッピングカートを設置でき、商品注文受付から決済、海外配送、カスタマーサポートまで、手間をかけることなく越境EC対応を行うことができる。

画像認識AIサービス「popIn Action」をECサイトに導入すると、閲覧中の商品に似ている商品を簡単に探せる「類似アイテム検索機能」や、デバイスに保存している写真や画像から類似アイテムを検索できる「画像検索機能」などを実装できる。

「popIn Action」と「WorldShopping BIZ」が連携することで、越境ECに最適化されたサイトにおいて、画像による類似商品のレコメンドや、商品検索が可能になる。日本語がわからない海外ユーザーも、視覚的に商品を探したり、類似商品を閲覧したりできるため、購買率の向上を期待できる。

実際、国内ECサイトには全体の2~8%の海外アクセスがあるものの、言語の問題で海外ユーザーが購買に至らないケースが多いという。「WorldShopping BIZ」で越境EC対応し、「popIn Action」で画像で商品を検索できるように対策することで、国内売り上げに海外売り上げを上積みできる。

海外ユーザーの集客も支援


popInはグローバルなメディアネットワークを生かしたネイティブアドの配信サービスも提供している。「WorldShopping BIZ」で取得できる各国のアクセス数や購入件数などのデータをもとに、popInが提供するアジア最大級のグローバルネイティブアドプラットフォーム「popIn Discovery for Global」へ広告を出稿することで、海外ユーザーの効率的な集客も支援できるという。

広告を出稿できるエリアは、中国、台湾、香港、韓国、シンガポール、タイ、マレーシアだ。


海外ユーザーの集客から購買までのイメージ

今後もジグザグが持つ「海外からの注文受付~決済対応」「125カ国への海外発送できる技術とサービス」「越境ECの知見」と、popInが持つ「画像認識AIによるソリューションテクノロジー」「アジア最大級のグローバルネイティブアドプラットフォーム」を掛け合わせることで、EC事業者のグローバル展開や販路拡大を支援し、さらなる売り上げ拡大に貢献する考えだ。


「popIn Action」

「popIn Discovery for Global」

「WorldShopping BIZ」


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