2022.08.28

「ZOZOTOWN」、生産支援プラットフォーム「Made by ZOZO」始動 受注生産で在庫リスクゼロ


ユナイテッドアローズ、TSI、シップスが期待


「Made by ZOZO」の提供開始にあたり、ユナイテッドアローズ メンズ商品本部 BY部 部長 尾澤聡氏は、「アパレル業界において過剰生産や商品廃棄は重要課題の1つであり、極小化の努力を続けています。今回ZOZO様の新たな受注生産事業のお取組みに大変共感しました。出店する『info. BEAUTY&YOUTH』では、在庫リスクを伴わない利点を活かし、カラーやサイズ展開などテストマーケティングの観点や、お客様にお時間を頂戴するものの、欲しいと思っていただいた商品を欠品なくお届けできる仕組みにて新たなお客様満足に注目しています」とコメントした。

TSI 第4事業ディビジョン ナノ・ユニバース事業部長 林哲也氏は、「ZOZOTOWN様が持つビッグデータを活用し、トレンドに沿った商品をお客様に提供できることやサステナブルの観点からも共感し、今回の取り組みに参加させて頂くことになりました。ナノ・ユニバースは今年3月に新しいレーベルを展開し、ブランディングを強化しています。新しいプラットフォームで魅力ある商品を一層充実してまいる所存ですので、どうぞよろしくお願いします」とコメントした。

シップス ​経営企画室 統括 大塚祐史氏「ZOZO様が掲げられている『ファッションブランドの在庫リスクゼロを目指す』という部分に共感し、サステナブルの観点からも期待をし今回参加させて頂きました。また、3Dモデリング等の技術を駆使し、サプライチェーンの川下(ECささげ)まで影響出来る可能性にも期待をしております。商品供給における適時、適量を高精度で実現し、本質的なイノベーション(ファッションDX)の可能性を感じています」とコメントした。

ZOZOの廣瀬文慎取締役兼COOは、「『ZOZOTOWN』ではかねてより、ブランド様の新商品を予約購入できる合同展示会『ZOZOCOLLE』や、予約販売専用カタログ『ZOZOCATALOG』などを通じて、適正量販売につながる取り組みを実施し、また近年では『マルチサイズ』による在庫ロスを最小限にする生産体制づくりに取り組んできました。当社が培ってきたこれらのノウハウを集結し、『Made by ZOZO』としてブランド様の生産をご支援できることを嬉しく思います。本事業を通じて、多くのブランド様とともにファッション業界の抱える大量生産・大量廃棄の課題を解決し、業界が持続可能となるよう努めてまいります」と述べた。




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