2022.08.02

クルーズ、シミュレーションゴルフ事業のマイゴルに出資 シェアリングエコノミーを軸にした事業の拡大を支援

マイゴルの廣田朋也社長(左)とクルーズの小渕宏二社長(右)

クルーズは8月1日、インドアシミュレーションゴルフ事業を展開するマイゴル に、第三者割当増資により1.5億円の出資を行った。これに伴い、クルーズ代表の小渕宏二氏がマイゴルの取締役に就任するなど、出資に留まらないサポートを行う。アプリ・システム開発等ネットサービス全般を担当し、事業拡大の加速を支援する。

クルーズは、「SHOPLIST.com by CROOZ」を軸に、EC領域に関連する複数のサービスを展開するECソリューションカンパニー。延べ500万人以上が利用した「CROOZ blog」、多くのヒットタイトルを持つソーシャルゲーム事業など、インターネット分野で様々な実績を有している。このほど、マイゴルへの第三者割当増資により1.5億円の出資を実施した。

マイゴルは、24時間年中無休、完全個室で楽しめる高級ゴルフスタジオ「マイゴルフレンジ」を運営しており、2022年9月からは、新たに24時間年中無休で、初めての人でも気軽に楽しめるカジュアルゴルフスタジオ「マイゴルフレーン」の展開も予定している。両サービスは、一般的なインドアシミュレーションゴルフとは異なり、ユーザーは自分の利用したい時間や場所に合わせて店舗やコーチを自由にシェアできる、いわゆるシェアリングエコノミーサービス。ゴルフを愛するすべての人はもちろんのこと、ゴルフに興味がある人にも、簡単で快適なゴルフ空間を提供する。今秋には11店舗に拡大し、将来的には全国400店舗以上の運営を目指している。

クルーズは、マイゴルの企業理念である「IT とマーケティングの力により、ゴルフにかかわるすべての人を最も幸せにするサービスと空間を、世界初のシェアリングエコノミーによって創造し、提供する。」に共感し、クルーズの持つノウハウを合わせることで、事業をより加速・拡大できると判断し、出資を決定したとしている。

そのため出資だけでなく、取締役としてクルーズ代表の小渕宏二氏が参画。さらに約20社からなるクルーズグループの中からも複数の人材を投入し、マイゴルの事業拡大を全面的にサポートする。具体的には、いままでのインドアゴルフにはないレッスンプロの検索&マッチングサービスアプリや、FC・直営店舗管理システムの開発などマイゴルのネットサービス全般を担当する。

インターネット分野における開発力やノウハウをもとに、マイゴルの事業拡大および成長スピード向上を実現すべくサポートする考えを示した。

今回の出資にあたり、マイゴル 代表取締役社長 廣田朋也氏は、「2021年よりサービス提供している『マイゴルフレンジ』は、完全個室の高級ゴルフスタジオとして、多くのゴルファーに利用いただいており、日々サービス改善に努めております。9月には初めての方でも気軽に楽しめる『マイゴルフレーン(ゴルフを、もっと、すぐそばに)』のサービスの提供を開始します。今後、ITの力をより生かしてくため、インターネットサービス分野において非常に高い開発力、ノウハウ、実績をもつクルーズに参画いただき、大変嬉しく感じております。また、ゴルフが大好きでインターネット領域において豊富な経営経験を有している小渕様に弊社の事業をご評価いただき、参画いただけたこと、とても心強く、ワクワクしています。クルーズとの共同プロジェクト第1弾として、ティーチングプロとのマッチングアプリを近日中にリリースします。私たちは圧倒的なスピード感でサービスを提供していき、ゴルフに関わるすべての人に良い影響を波及していけるよう、引き続き尽力いたします」とコメントした。

クルーズ 代表取締役社長 小渕宏二氏は、 「今回、マイゴルの『IT とマーケティングの力により、ゴルフにかかわるすべての人を最も幸せにするサービスと空間を、世界初のシェアリングエコノミーによって創造し、提供する。』という企業理念に共感し、クルーズがいままでインターネットサービス分野で培ってきたITに関するノウハウを合わることで、その実現を最速でできると確信し、投資及び事業支援を決定しました。マーケティング領域において豊富な経験とスピード感を有している廣田様と共に事業を創ることで、圧倒的なスピード感でシェア拡大していけるイメージが湧いており、とても楽しみです」と述べた。






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