2022.06.23

ヤーマン、自社通販は4.1%減収 消費マインドの低下が響く

ヤーマンの2022年4月期における連結業績の直販部門(自社通販)の売上高は、前期比4.1%減の115億6600万円だった。同部門の営業利益は同2.3%減の58億4400万円。消費マインドの低下が響いた。
 
コロナワクチンが普及すればテレビ離れが起こるとみて、インフォマーシャルによる通販を抑え、EC展開に力を注いだ。
 
今期は、出店先のECモールを中心に売り上げを伸ばす。すでに販売を手掛ける米国や、中国以外でも販売を広げていく方針で、グローバル進出を強める。


3か年で140億円の投資へ


ヤーマンが6月14日に発表した3カ年の中期計画によると、2025年4月期までに140億円の成長投資を行う予定だ。グローバルな美容機器メーカーとして成長を図る。
 
グローバル市場への展開、店舗拡大、独自技術の開発、ブランディング強化の四つを投資目的とする。
 
グローバル展開は今後、米国と中国のように子会社を持つのではなく、代理店方式で各国に広げていく考え。
 
新技術開発により化粧品と美容機器の融合型事業を推進する。また、商品を使ってから購入する仕組みを作るため、顔専門のトレーニングジムの店舗数を増やす計画もある。



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