サザビーリーグ、ジュエリーのバーチャル試着サービス開始 ECサイトに米国発の「Tangiblee」を導入

ジュエリーブランド「ARTIDA OUD（アルティーダ　ウード）」をECなどで展開するサザビーリーグは6月7日、自社ECサイト「ARTIDA OUD公式通販」上で、ジュエリーのバーチャル試着ができるサービスの提供をスタートした。バーチャル試着後に商品を購入するケースも出ているという。
　
同ブランドの2022年3月期の売上高は前期比15％増となった。毎年右肩上がりで成長を遂げているという。
　
今回開始した試着サービスは、米国のビジュアルソリューション「Tangiblee（タンジブリー）」を導入することによって実現したという。
　
同ブランドのリングやピアス、バングル、チャームなどのアイテムに対応している。
　
例えばリングならば、モデルの画像の好きな指に、リングを試着させることができる。ドラッグでリングを移動させ、コーディネートを試すこともできる。
　

▲モデル画像にリングを試着できる

スマホのカメラで自分の手を撮影し、自分の指でバーチャル試着を行うこともできる。撮影した手は、肌のトーンを調整することも可能だ。


▲自分の指でもバーチャル試着できる

同ブランドのECでの平均顧客単価は、時期によって変動するが、現在2万4000円前後だとしている。
　
高価格帯の商品を購入する際に生じがちな、消費者のイメージのギャップを埋めるのにも役立つという。