2022.05.18

【基本を学ぶ】成果を出すためには自社の強み弱みや立ち位置が重要!?~EC運営に活かしたい『SWOT分析』~


■SWOT分析をやってみよう!

◇STEP1:項目を埋めていく!

4つの長方形を、2×2の並びで紙に書きます。

S・W・O・T、4項目をそれぞれのタイトルにします。




例えば、こんなパン屋さんがあったとします。

・強み(Strength)は? →「地域に特化している」

・弱み(Weakness)は? →「運用人数が少ない」

・機会(Opportunity)は? →「近隣店舗とのイベントは多い」

・脅威(Threat)は? →「近所に大手パン屋チェーンが進出」

思いつく点を、一つずつ埋めていきましょう。

【知識や経験だけではなくこんなことも】
 
 ※重要なのは、細分化した特徴を入れること!


・商品や技術

・サービスや設備

・立地や資産

・企業理念・文化

・お客様や取引先様との関係

・人材や組織

・顧客リスト

……など、持っていないと思っていても、実はこんなに色々な項目があります!

思いつく点を一つずつ埋めていきましょう。


◇STEP2:表で組み合わせて、分析する

各々4つの項目を埋めたら、下記のような例に合わせて分析をします。



【1】内部環境

強み+弱み:地域に特化しているが、人数が少ない

【2】外部環境

機会+脅威:近隣店舗との密な交流やイベントが多いが、近所に大手パン屋チェーンが進出

【3】プラス要因

強み+機会:地域に特化しており、近隣店舗との密な交流やイベントが多い

【4】マイナス要因

弱み+脅威:人数が少ないうえ、近所に大手パン屋チェーンが進出

【5】クロスさせた要因

①強み+脅威:地域に特化しているが、近所に大手パン屋チェーンが進出

②弱み+機会:人数は少ないが、近隣店舗との密な交流やイベントが多い

◇STEP3:分析結果をまとめる

分析結果をまとめると……?

「近所に大手パン屋チェーンが進出し、運用人数も少ない。

しかし、地域に特化していることで近隣店舗とのイベントや交流が盛んである」


そうすると、

「大手チェーンとは一線を画すような数量限定の商品や、地域に特化したサービス、近隣店舗とのコラボイベントができそうなので、地域内でユーザーを循環する施策をとっていく」というような戦略を立てることができます。

あくまで一例ではありますが、こういったフォーマットで試してみてください。


ここまでいろいろと書いてきたのですが、文章を読み疲れされてしまった方には下記Youtubeチャンネルもおすすめです!

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以下の動画でも詳しくお話していますのでぜひご覧ください!


『教えて!!たっく社長ー楽しく学ぶ「ビジネス・マーケティング」デジマ―ケ予備校』

▽「4P分析・4C分析・SWOT分析について」
https://www.youtube.com/watch?v=GX7zDSIGdAI&t=0s

▽「SWOT分析/STP分析について」
https://www.youtube.com/watch?v=_JwO788AXGo&t=15s

次回も、お楽しみに!




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