2022.04.25

「Makuake」、ヒット商品を卸値で少量から購入できるバイヤー向け「Makuake応援仕入れ」を本格提供

アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」を運営するマクアケは4月21日、セレクトショップなどのバイヤーに「Makuake」の掲載商品を卸値で少量から販売する「Makuake応援仕入れ」の本格提供を開始、バイヤー会員専用サイトを開設した。バイヤーに向け、オリジナリティや新規性のある商品の新たな買い付け方法を提供する。ショップを通した一般販売の流れを作り、より良いものづくりと、それが広がる支援を目指す。

マクアケはこのほど、バイヤー向けサービス「Makuake応援仕入れ」の本格提供を開始した。「Makuake応援仕入れ」は、全国のセレクトショップなどのバイヤーが、「Makuake」の掲載商品を会員専用サイトを通して卸値で少量から仕入れることができるサービス。

バイヤー会員は、プロジェクト実行者が掲載したバイヤー会員専用のリターンを応援仕入れすることができ、「Makuake」プロジェクト終了後、店舗やECサービスなどを通して生活者へ商品を販売できる。これまでのサポーター向けのプロジェクトと同様、バイヤー会員専用のリターンにおいても一般販売前の新商品やサービスのみを扱うため、バイヤー会員はこれまでの仕入れルートとは異なる、オリジナリティや新規性のある商品を買い付けることが可能だ。


▲「Makuake応援仕入れ」サービス概要

「Makuake応援仕入れ」は、2021年7月よりサービスの事前登録を開始しており、約4カ月でバイヤー会員登録数は100社を突破。登録者は日本国内の主要百貨店や小売のみならず、各地域に根付いた中小規模の様々なジャンルのセレクトショップまで多岐にわたり、サービス本格展開の期待が高まっていた。なお、バイヤー会員への登録は「Makuake」からの招待制となり、興味のあるバイヤーは専用の窓口から問い合わせをし、招待を待つことになる。

本格提供と同時にオープンしたバイヤー会員専用サイトでは、対象プロジェクトにおけるバイヤー会員向けリターンの応援仕入れが可能。プロジェクトにかける実行者の想いやバイヤー向けのメッセージなど、実行者に関する詳細な情報が閲覧できる他、仕入れ検討時において実行者とバイヤー会員が質疑応答などのコミュニケーションができるメッセージ欄などを設置。実行者の世界観や商品特徴を理解しながらの応援仕入れを可能にしたことで、バイヤー会員のバイイング業務の品質向上をサポートする。

バイヤー会員向けのリターンは「Makuake」実施中のプロジェクトから掲載されるため、リアルタイムでサポーターからの反響や売れ筋も確認しながら仕入れの検討をすることができる。すでに利用しているバイヤー会員からは、「まだ世に出ていない新しい商品が見つけられる」「売れ行きが見えるため、自社で販売する前からあらかじめ需要がありそうか予測できたり、具体的にどういう商品が人気でどういう反応があるのかを参考にしながらバイイング計画が立てられ、今までになかった仕入れプラットフォームとして、非常に楽しみだ」との声が寄せられているという。

また、同日より、洋服を融和した現今の着物「ほんきもの(本着物)」や、眠りのプロが贈る「寝る・着る・掛ける、トランスフォームする多機能スマートシュラフ」、蒸れない・臭わない5本指ソックス「呼吸する和紙靴下」など、「Makuake」でしか出会えないユニークな新プロジェクトを順次公開し、応援仕入れの申し込みを開始した。

「Makuake応援仕入れ」の提供により、プロジェクトの実行者は、従来のサポーターに加え、プロジェクトに共感し、こだわりのある商品を生活者へ届けたいと願うバイヤーにもプロジェクトを届けることが可能になった。これにより実行者の想いや商品へのこだわりをより深く理解したバイヤーが応援仕入れを行い、それが全国のショップを通して一般販売されていく流れを作ることができるとし、より良いものづくりと、それが広がる支援に繋がっていくとの考えを示した。

マクアケは今後も「Makuake応援仕入れ」という新しいバイイング方法の提供を通じて、広がり、残るべき商品を多くのバイヤーに知ってもらえるサービス作りを続けてくとしている。



RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事