ネットプロテクションズは4月18日、100%子会社となるCông ty TNHH Net Protections Vietnam（以下：Net Protections Vietnam）をベトナムに設立した。Net Protections Vietnamでは、事業運営に必要なライセンスの申請を進めており、事業については認可され次第発表するとしている。ベトナム国内に向けた新たな事業を創造する。
ネットプロテクションズはこのほど、ベトナムに100%子会社となるNet Protections Vietnamを設立した。グループとして初の東南アジア進出となる。
ベトナムは、近年EC市場が急成長を遂げており、2025年には390億ドルの市場規模になると言われている。また、ベトナム国内のクレジットカードや銀行口座の保有率が低いことから、近年ではBNPLサービスが勃興している。ネットプロテクションズは、2002年から日本国内で提供しているBNPL事業の運営経験と、2018年から提供している台湾でのBNPL事業が一定水準の成功を収めていることから、さらなるグローバルの事業展開に対して積極的な検討を重ねた結果、第2の海外法人としてNet Protections Vietnamの設立を決定したとしている。ネットプロテクションズには、2015年より多くのベトナム人社員が在籍しており、Net Protections Vietnamの設立、および今後の事業創造においても大きな力となっている。
Net Protections Vietnamでは、ネットプロテクションズがこれまで培ってきたBNPL事業における資産を活用し、ベトナム国内に向けた新たな事業を創造していくとしている。
Net Protections Vietnamの設立にあたり、ネットプロテクションズ 代表取締役の柴田紳氏は、「この度初の東南アジア地域に法人を設立できたことを大変嬉しく思っております。急成長を遂げている台湾でのBNPL事業を参考にしつつ、ベトナムでも国民の声やニーズに応えられるような新規事業を生み出していければと思っております」とコメントした。
Net Protections Vietnam General Directorの西浦氏は、「近年、EC市場の成長が急速に進んでいるベトナムに進出できることを嬉しく思います。ベトナムのお客様に優れた購買体験を提供できるよう、ネットプロテクションズが有する”BNPL”のナレッジを活用し、事業を推進していきます」と述べた。
