2022.04.19

BASE、ネットショップの売上金がすぐに使える「BASEカード」のリアルカードを発行 実店舗決済も可能に

ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」を運営するBASEは4月14日、ネットショップの売上をすぐに全国のVisa加盟店で利用できる「BASEカード」において、リアルカードの発行を開始した。「BASE」を利用するネットショップのキャッシュフロー早期化を目的とした同カードは、従来バーチャルカードを発行していた。今回のリアルカードの発行により、実店舗(オフライン)での決済も可能にした。リアルカード発行を記念し、7月31日までの発行申し込みは、カードの発行手数料を無料で提供する。

BASEの提供する「BASEカード」は、ネットショップ作成サービス「BASE」のショップオーナーが、ネットショップの売上金を全国のVisa加盟店ですぐに利用できるプリペイドカード。「BASE」を利用するネットショップが売上金を利用するために振込申請をする場合、通常は銀行振込まで10営業日が必要で、振込手数料と事務手数料が発生する。一方「BASEカード」は、振込申請の手間や手数料の費用負担が一切必要ない。



BASEでは、個人やスモールチームが直面する資金繰りの課題を解消するため、キャッシュフローの早期化を目指し、2021年9月よりオンライン決済が可能なバーチャルカードの「BASEカード」を発行していた。このほど新たに、全国のVisa加盟店の実店舗(オフライン)でも利用可能なリアルカードの「BASEカード」の発行を開始した。カードの発行手数料は980円(年会費は無料)だが、リアルカード発行開始を記念し、7月31日までにリアルカードの発行を申し込んだ場合、発行手数料を無料で提供する。

「BASE」は、キャッシュフローの早期化を目的にしたサービスとして「BASEカード」の他に、振込金額の1.5%の手数料で振込日を最短翌営業日に短縮できる「お急ぎ振込」や、資金調達をリスクなく行えるサービス「YELL BANK(エールバンク)」も提供している。引き続き、「BASE」を利用するネットショップがリスクなく、円滑な経済活動を行える環境を提供していく考えを示した。



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