2022.04.18

楽天とUberEatsがサービス連携スタート まずは「UberEats」で「楽天ペイ」を利用可能に

説明会に登壇したUber Eats Japan 日本代表 武藤友木子氏(左)と楽天 上級執行役員 コマースカンパニー ヴァイスプレジデント 松村亮氏(右)

楽天グループ(楽天)は4月18日、Uber Eats Japanとサービス連携を開始すると発表した。まずは4月下旬までに、オンラインデリバリーサービス「Uber Eats(ウーバーイーツ)」において、楽天IDを活用したオンライン決済サービス「楽天ペイ(オンライン決済)」を利用できるようにする。「Uber Eats」で「楽天ポイント」を貯めたり、利用したりできるようになる。

今回の連携により利用者は、「Uber Eats」での注文時に、決済方法として「楽天ペイ(オンライン決済)」を選択し、楽天IDに紐づけて登録しているクレジットカード情報を利用して簡単に支払いができるようになる。「Uber Eats」のログイン時にも楽天IDを利用できるようになり、新規利用者はより簡易的に「Uber Eats」の新規会員登録が可能になる。



Uber Technologies, Inc.のダラ・コスロシャヒCEOはビデオメッセージにて、「我々からのメッセージはシンプルです。『UberEats』で楽天ペイを使って楽天ポイントを貯めてください」と連携サービスの利用を促すコメントを紹介した。


▲Uber Technologies, Inc. ダラ・コスロシャヒCEOのビデオメッセージを紹介

楽天の三木谷浩史社長もビデオメッセージにて、「今回は連携の始まりに過ぎない。国内だけではなく海外でもUberとの連携を進める」と話す。


▲楽天 三木谷浩史社長のビデオメッセージも紹介

両社は今後も、楽天が運営するECモール「楽天市場」のセールイベントとの連動企画や、Uber Japanが運営する配車サービス「Uber(ウーバー)」における楽天IDや決済の連携も予定している。



Uber Eats Japan 日本代表 武藤友木子氏は、「国内に限らず、海外においてもシームレスで利便性の高いサービスの提供を目指し、ディスカッションを続ける」と話した。

楽天 上級執行役員 コマースカンパニー ヴァイスプレジデント 松村亮氏は、「楽天はオープンコマースとしてグループ外の皆さんとサービスを展開し、楽天経済圏をより拡大していく。今回、EC市場より広大な飲食な市場にアドレスできる価値は大きい」と説明した。



将来的なクイックコマースの共同展開なども可能性はあるという。

両社は今回の連携を記念し、「Uber Eats」において4月27日から「楽天ペイ(オンライン決済)導入キャンペーン」を期間限定で開催する。期間中、「Uber Eats」の新規利用者を対象に、初回利用時に使える3000 円OFFクーポンや、2回目以降の注文で期間中何度でも利用できる最大50%OFFクーポンの配布、注文金額(クーポン利用の場合は割引後)の最大20%の「楽天ポイント」を付与する特典などを提供する。


▲サービス連携を記念したキャンペーンも実施

さらに期間中「Uber Eats」の既存利用者には、すべての注文時に注文金額(クーポン利用の場合は割引後)の最大3%の「楽天ポイント」を付与する。




RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事