2020.04.16

アイリス電工、倉庫の床清掃を自動で AI清掃ロボット「Whiz」の展開強化

AI清掃ロボット「Whiz」

省エネコンサルティングや、省エネ設備の販売を行うアイリス電工は、2020年4月からAI清掃ロボット「Whiz(ウィズ)」のリース提案を強化する。従来の店舗やホテルに加え、物流倉庫への提案も積極的に行っていく。メーカーのソフトバンクロボティクスは2月、CMに広瀬すずを起用した。アイリス電工としては、これを好機と捉え、リースの拡大を図る考えだ。

ウィズの最大の特徴は、設定の簡単さにある。掃除させたいルートを一度、本体と一緒に歩くと、記憶する仕組みになっている。ルートにある障害物や、効率の良いルートなどはAIが判断するという。


「Whiz」

平面であれば床の材質も問わない。3時間で1500平方メートルの清掃が可能だという。排気にも配慮しており、空気清浄機にも使われる「HEPA(ヘパ)フィルター」を採用している。

他の販売委託会社がリース契約の期間に年数の縛りを設ける中、アイリス電工では、導入のしやすさを最優先し、解約期間の縛りをなくした。6月まではWhizを無料で提供するキャンペーンも実施している。

「導入を迅速に進め、導入企業での運用に時間をかけたい。知られていない製品だからこそ、まず普及させることが大前提だ」(吉田豊副社長)と話している。

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