2020.03.26

TENKI-JAPAN、「楽天市場」の無料分析サービス利用者急増 「送料無料ライン」開始でさらに

ECマーケティングテクノロジーを提供するTENKI-JAPAN は今年1月、「楽天市場」店鋪の売り上げやアクセスなどを過去の実績や上位店と比較したレポートを無料で提供するサービスの提供を開始した。商品やセールごとのパフォーマンスも分析し、具体的な改善策の提案まで無料で行う。サービス開始から利用者が拡大していたが、「送料無料ライン」の開始で他店とのパフォーマンスを比較したい出店者が増えており、無料レポートサービスの利用者も加速度的に増えている。

「楽天市場」店鋪の分析サービス「レポートオートメーション」は、「RMS(楽天の店舗運営システム)」の内部で提供されているデータを自動で収集し、レポーティングするサービス。初回のレポーティングと改善提案サービスは無料で提供している。「送料無料ライン」がスタートし、出店者のスタンスに違いが生じている。自店の状況をデータで客観的に分析したいというニーズが高まっており、「レポートオートメーション」の利用依頼が急増している。

「RMSでは多様なデータが提供されているが、日々の運営で忙しい店鋪はじっくりとデータを収集したり、分析したりできないのが実情だ。データを詳しく見れている店鋪は全体の1%もいないと思う。CSVで出力できるデータもあるが、画面上で目視でしか確認できないデータもある。『レポートオートメーション』ではTENKI-JAPAN独自の技術も用いてデータを取得し、グラフや一覧で確認できるレポートを瞬時に作成できる」(鈴木崇仁COO)と話す。


鈴木崇仁COO


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