2022.03.08

【自治体連携は初】ACD、中国向け越境EC「全日空海淘」で愛媛県産品のライブコマースを実施

全日空の冠のもと日本製品を販売する中国向け越境EC「全日空海淘(ハイタオ)」を運営するACDはこのほど、ANAあきんどと連携し、愛媛県の協力のもと2021年10月に開設した「全日空海淘(ハイタオ)」の愛媛県ブランドページにおいて、自治体との連携事業として県産品の販売促進を図るライブコマースを実施した。「ライブコマース」を利用しての自治体県産品の販売促進活動は、「全日空海淘」初の試み。ECサイトだけでは伝えきれない県産品の魅力を中国の消費者に向けて発信し、販売促進を図るとともに訪日が難しいなかでの関係人口の拡大を目指す。

ACDは、ANAあきんどが愛媛県と2021月4月に締結した「地域創生の推進に関する連携協定」に基づき行っている愛媛県の情報発信・産品の販路拡大に向けた取り組みをサポートしている。2020年10月には、愛媛県の協力のもと中国向け越境EC「全日空海淘」に愛媛県ブランドページを開設した。

「全日空海淘」の愛媛県ブランドページでは、3月4日から3月10日の期間、計29商品を特別価格にて販売するプロモーションを実施。その期間中の3月6日に自治体との連携事業として県産品の販売促進を図るライブコマースを実施した。プロモーションの開始日である3月4日より、KOCを活用した広告宣伝活動として、計9商品の口コミ施策も実施している。



ライブコマースを利用しての自治体県産品の販売促進活動は、「全日空海淘」初の試み。オンライン販売とライブ配信を組み合わせたライブコマースは、配信者と消費者のリアルタイムかつ双方向のコミュニケーションが可能となることから、ECサイトだけでは伝えきれない商品の魅力発信や認知拡大が可能になるとし、愛媛県産品のプロモーション実施期間中の更なる販売促進を図った。



ACDとANAあきんどは、本取り組みにより、中国現地の人々への愛媛県産品の情報発信を通じて、コロナ禍で渡航(訪日)が難しい状況においても購買体験を通じた関係人口の拡大を目指すとしている。同時に出品する事業者の中国向け越境ECの取り組みを支援することで、地元経済の活性化にも貢献いく考えを示した。



RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事