2022.03.07

「GMOクラウドEC パッケージEC」、かっこの不正検知サービス「O-MOTION」などと連携

GMOインターネットグループのGMOメイクショップの連結企業群であるGMOシステムコンサルティングと、ネット通販における安全なインフラづくりに貢献するかっこは3月3日、GMOシステムコンサルティングが提供するECサイト構築パッケージ「GMOクラウドEC パッケージEC」において、兼ねてから標準連携しているかっこの不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」に加え、不正アクセス検知サービス「O-MOTION(オーモーション)」および、業界特化型の不正注文検知サービス「O-PLUX for トラベル」「O-PLUX forチケット」「O-PLUX for Webサービス」の利用を可能にした。「GMOクラウドEC パッケージEC」ユーザーにさまざまな不正への対策を網羅的に提供し、安心なEC運営を支援する。

GMOシステムコンサルティングの提供する「GMOクラウドEC パッケージEC」は、大規模ECの知見を集約したEC構築パッケージシステムで、兼ねてよりかっこの不正注文検知サービス「O-PLUX」と標準連携を行っている。このほど新たにオプションサービスとして、かっこの「O-MOTION」、および「O-PLUX for トラベル」「O-PLUX forチケット」「O-PLUX for Webサービス」の提供を開始した。



かっこが提供する「O-MOTION」は、正しいID・パスワードによるアクセスであっても、そのアクセスが本当に本人によるものであるのか、不正者による不正アクセスなのかをリアルタイムに検知することができる不正注文検知サービス。業界特化型の「O-PLUX for トラベル」「O-PLUX forチケット」「O-PLUX for Webサービス」は、データサイエンスを活用した独自の審査ロジックにより、不正注文をリアルタイムに検知し、クレジットカードのなりすまし注文、不正転売・悪質転売、後払い未払い等の不正被害の防止及び審査業務の自動化を実現する、旅行・チケット・Webサービスの各業界特化型のクラウドサービスとなる。



今回のオプション提供開始により、「GMOクラウドEC パッケージEC」でECを構築・運営する事業者は、個人情報漏えいを引き起こす原因となり得る不正アクセス、クレジットカードの不正利用への対策など、網羅的な不正防止サービスを利用可能となる。なお、同サービスは、すでに「GMOクラウドEC パッケージEC」でECを運営している事業者も利用できる。

東京商工リサーチの発表によると、2021年の上場企業とその子会社で個人情報漏えい・紛失を公表したのは120社、事故件数は137件、漏えい・紛失した個人情報の件数は574万9973件に及び、過去最多を更新した。137件の事故のうち「ウイルス感染・不正アクセス」起因の事故によって漏えい・紛失した個人情報の件数は、68件となり全体の約5割を占めている。また、68件の事故の漏えい・紛失件数は454万554件に及び、2021年全体(574万9773件)の約8割にのぼった。こうした状況を受け、ウイルス感染・不正アクセス起因の事故が最多を更新していく中で、ECサイトを運営する事業者が安心して運営できる環境を提供することが必要と考え、「GMOクラウドEC パッケージEC」のオプションサービスとしての「O-MOTION」および業界特化型「O-PLUX」の提供に至ったとしている。様々な不正への対策を網羅的に提供し、安心してEC運営ができる環境支援を目指す。

今回の取り組みを記念して、「GMOクラウドEC パッケージEC」を利用者先着5名様に、「O-MOTION」のトライアルを無料で提供するとともに、本導入時の初期料金および月額料金2カ月分の無料提供を行う。



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