2022.02.02

「MakeShop」、教育機関にカートを無料で提供する『アカデミックプラン』をリリース

GMOインターネットグループのGMOメイクショップは1月28日、ネットショップ構築ASP「MakeShop byGMO」において、大学や専門学校などの教育機関が教材として無料で利用できる「アカデミックプラン」の2月の提供開始に先がけ、申し込み受け付けを開始した。ネットショップの構築・運営を通じた、職員や学生のビジネススキルや情報リテラシーの習得を支援する。

2004年に提供を開始した「MakeShop byGMO」(以下:MakeShop)は、低コストで本格的なネットショップを作成できるASPサービス。法人契約数1万件を誇り、ビジネスとしてECサイトを運営する事業者より多くの支持を得ている。教育機関や教育関連事業者からの要望を受け、昨今では、教育関連領域におけるEC化支援を積極的に行っており、1月13日には、ICTベンダーによる教育機関向けのECサイト構築をサポートし、ICT教育環境の整備を支援するプラン「MakeShop for GIGAスクール」の提供も開始している。

2月からは、「MakeShop」を教材として無料で利用できる教育機関向けの「アカデミックプラン」の提供を開始するとし、1月28日に申し込み受け付けを開始した。大学や専門学校などの教育機関は、「アカデミックプラン」を申し込むと、通常は初期費用・月額費用ともに1万1000円(税込)の「MakeShop」のアカウントを職員や学生向けに無料で発行することが可能。「MakeShop」を教材として活用し、ネットショップの構築・運営を実践することで、職員や学生にビジネススキルや情報リテラシーを習得してもらうことができる。職業訓練校や起業支援団体などでも利用することができ、ECビジネスに関わる人材の育成にも活用できる。

GMOメイクショップでは、本気でECビジネスを行う事業者向けにサービスの強化やサポート体制の拡充を続けてきた。その結果、事業者のみならず、専門学校などの教育機関からもビジネススキルや情報リテラシーの習得に関する相談が寄せられる機会が増えてきたとし、実際にビジネスの場で多く利用されている「MakeShop」を教材として提供し、ECサイトの構築・運営を実践することこそがビジネススキルや情報リテラシーの習得につながると考え、「アカデミックプラン」の提供に至ったとしている。

「アカデミックプラン」を先行導入している国際トータルファッション専門学校は、ファッションに関わる職種の中でもECやWeb担当を目指す学生が増えているとし、PCスキルやECの基礎知識、WEBプロモーションに関わる内容を学ぶため「MakeShop」を教材として活用している。

国際トータルファッション専門学校は、「『MakeShop』は、学生用の無料アカウントでも全ての機能を使用可能で、ショップデザインの幅の広さや細かな設定ができる点も魅力です。ショップ管理画面のマニュアルやサンプルも用意されているため、学生にもわかりやすいと感じています。授業では、オリジナルショップロゴを作成し、Webデザインから商品登録、管理方法に関わる知識を学んだり、学生自身で好きなテイストや様々なブランドの商品を選びセレクトショップの模擬店舗を作成しています。ひとりひとりが個性の異なるショップを作成するため、学生間での共有や議論を繰り返すことで、どうしたらより良いショップになるのかを実践の中から考え学んでいます。『MakeShop』を利用することで、好きなモノ・コトを追及しながら自身のスキルを磨くことにも繋がり、ファッション業界の次世代の担い手育成にも役立っていると考えています」とコメントしている。



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