2021.07.28

「MakeShop」、利用ショップの上半期流通額が過去最高の1306億円に コロナ禍でEC利用増加、前年同期比120%

GMOインターネットグループのGMOメイクショップは7月28日、ネットショップ構築ASP「MakeShop byGMO」において、サービスを利用する全ネットショップの2021年上半期(1月~6月)の流通額が前年同期比120%の1306億円となり、半期の流通額としては過去最高を更新したと発表した。

2004年に提供を開始した「MakeShop byGMO」は、低コストで本格的なネットショップを作成できるASPサービス。“本気で売りたい人”を支援するために開発した豊富な機能と充実したサポート体制が評価を得て、導入店舗数は増加を続けている。

2020年以降、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛の影響からECの利用率が高まっている。総務省統計局の家計消費状況調査によると、ネットショッピング利用世帯の割合は2020年5月に50.5%となり、初めて50%を超えた。さらに2021年5月には、1.6ポイント増の52.1%に上昇した。

「MakeShop byGMO」においてもコロナ禍でのEC需要の増加が後押しとなり、2020年以降の導入店舗数とショップの売上が急成長している。2020年10月には、豊富な機能をすべて利用でき、本格的なネットショップ運営に最適な「プレミアムショッププラン」以上の導入店舗数が1万件を突破し、2020年の年間総流通額は前年比135%の2343億円を達成した。

長引くコロナ禍の影響もあり消費行動のデジタルシフトが進んだことから、2021年においても成長は続き、2021年7月時点の「プレミアムショッププラン」以上の導入店舗数は1万1000件に上った。2021年上半期の流通額は、前年同期比120%の1306億円に達し、過去最高を更新した。さらにECの利用率増加や新規ネットショップ開設の動きは、アフターコロナにおいても高まっていくことが見込まれる。

こうした状況を受けGMOメイクショップは、引き続きショップ運営者が売上を上げやすい環境を整備するため、新機能開発やデザインテンプレートの拡充、サービス連携の強化に加えて、マーケティング支援や運営代行など一気通貫のサポート体制により、ショップ運営者の事業成長に注力していくとしている。今後もショップ運営者の売上の総和である流通額を最重要指標として、売上拡大の支援と、その結果としての流通額増加へ向け取り組んでいく考えを示した。



RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事