2021.12.12

ラズホールディングス、原価公表のレザーブランド「HushTug」が人気 理念は「モンゴルに産業を創る」

戸田貴久CEO

同ブランドの企画・製造・販売は、全て同社が行っている。生産拠点も自社が保有しているため、高品質な商品をリーズナブルな価格で販売できるのだという。

自社サイトでは、商品の素材・部品・人件費・関税・運送費といった、「製造原価」を公表している。原産地、製造者、価格まで、徹底的に透明化しているそうだ。そのため顧客は、安心して、納得しながら商品を購入できるそうだ。


ECで一番人気の「レザートート ブラック」

同社のプロダクトのデザインの特徴は、飛び抜けてシンプルであることだという。一番人気は、ブラックのトートバッグだ。金具やポケットなどの余計な装飾がない。ロゴさえ内部にあるため見えないという。「こういうものを何年も探していた」と喜ぶファンもいるほどだとしている。

同ブランドの革は、「クロームなめし」という手法で製造しており、経年変化(エイジング)や色落ちがしにくいのだという。経年変化する革は正しいメンテナンスをしないときれいな色を維持できない。同ブランドの商品は、メンテナンスを必要以上に行わなくてよいのだという。「革製品を初めて使う場合でも、丁寧に扱っていただければ、長期間良い状態で使用できる」(同社)そうだ。

こうしたブランドの理念や、製品の魅力を伝えながら、クラウドファンディングでの商品の販売を2回行ったという。ファンから支持が集まり、いずれも目標金額を上回る支援購入があったとしている。


「HushTug」
https://shop.hushtug.net/




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