2021.12.10

旅行電子雑誌「旅色」、地域食材のコース料理をネット通販 飲食店運営のバルニバービ社と協業

ブランジスタメディアはこのほど、旅行電子雑誌「旅色」において、東京・大阪をはじめ全国94店舗の飲食店を展開するバルニバービと、地域活性化共同プロジェクト「TRAVELING DISH ACTION」を始動した。日本全国のの食材を発掘・使用し、温めるだけで食べられるコース料理のEC販売を12月27日より開始する。地域の魅力発掘と地域経済に貢献を図り、日本全国の自治体・企業の活性化に寄与する

【<画像5点>ネット販売するコース料理のイメージはこちら】

ブランジスタメディアが発行する「旅色」は、日本全国の旅館・ホテル、飲食店、レジャー施設など約7000件の施設を掲載する旅行電子雑誌。2007年に創刊して以降、毎号有名俳優が表紙・巻頭に登場し、旅好きな人々の支持を得ている。近年では、自治体の観光・ふるさと納税・移住定住のためのPRに活用可能な、特定の自治体ごとの別冊版「旅色」の発行が増加しており、全国の自治体から好評を得ている。今後は、継続的に地域と交流する関係人口の増加に特化した、地域活性化プロデュースの展開を予定している。

一方、バルニバービ社は、「GARB」や「GOOD MORNING CAFE」「ARINCO」といったカフェ&レストラン、スイーツショップを全国に94店舗展開し、近年ではお取り寄せ通販サイト「CANDLE TABLE」や、食をベースとした不動産開発・地方創再生プロジェクトを行なっている。

このほど両社は、全国の地域活性化を効果的・加速度的に実施するため「旅色」で推進する地域活性化プロジェクトの一環として、バルニバービが展開する地方創再生プロジェクトを融合した共同プロジェクト「TRAVELING DISH ACTION」を始動した。日本全国の自治体・企業の活性化に寄与することで、持続可能な魅力ある地方の実現に向けて支援する。ブランジスタメディアがこれまで行ってきた、電子雑誌や動画などによるPRの支援だけではなく、地域の魅力発掘と地域経済の貢献につながる新たな資源の開発、サービスの提供を行うとしている。



共同プロジェクト「TRAVELING DISH ACTION」では、全国各地で愛されているさまざまな食材に注目し、その食材の新たな魅力を表現できる料理を開発。全国の食材ごとに開発した料理はコースメニューに組み込まれ、前菜からデザートまでをセットにしてECサイトにて販売する。全国の新たな魅力が詰まった食事を自宅などで気軽に楽しむことができる。

バルニバービは、さまざまな業態の飲食店を経営してきたノウハウを活かし、地域の食材を活用したコース料理の開発、パッケージ化を行い、専用サイトで販売を行う。ブランジスタメディアは、旅行電子雑誌「旅色」で掲載してきた日本全国の旅行情報と、全国8拠点で培ってきた各地の宿泊施設、飲食店、お取り寄せ販売企業、生産者、自治体とのネットワークを活用し、コース料理に使用する食材の発掘・供給支援を行うとともに、電子雑誌やSNS、読者コミュニティなどを活用したPRを実施する。



12月27日に販売開始予定の「TRAVELING DISH ACTION vol.1 出雲を旅するフレンチコースセット 2名様用」は、ブランジスタメディアのスタッフ、バルニバービ総料理長が現地を訪れ、生産者と触れ合いながら誕生したコース。「宍道湖産 大和しじみのエスプレッソ」「出雲しいたけのグラタン」「出雲和牛のステーキ、ポルト酒のソース」など6品からなり、鍋やオーブンで温めなおすだけで、プロのディナーを自宅でゆっくりと味わうことができる。価格は9900円(税込)。


「TRAVELING DISH ACTION vol.1 出雲を旅するフレンチコースセット 2名様用」のお届けイメージ

ブランジスタメディアは、本プロジェクトにより両社の資源やノウハウを活用した地域活性化を支援するだけでなく、同社における販売手数料などの新たな収益源の獲得も実現する。今後は地域との持続的な関わりを作りながら、本プロジェクトで開発した料理を観光誘致やふるさと納税返礼品として活用する、生産の拡大によって移住者の獲得にもつながる雇用を創出する、フードロスの一因にもなる規格外食材を活用するなど、地方の社会課題解決に寄与する取り組みへ拡大させていくとしている。今後も、継続的に地域と交流する関係人口の増加に特化した、「旅色」地域活性化プロジェクトを推進していく考えを示した。



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