2021.12.09

ふく成、最新冷凍機を導入 解凍時の水気防ぎ鮮度維持

特殊冷凍機「アートロックフリーザー」

トラフグやタイのECを手掛けるふく成は11月9日、最新鋭の特殊冷凍機を導入した。解凍するときに出る水気(ドリップ)を防ぎ、うま味成分を閉じ込める効果があるという。最新冷凍機の導入で、販売商品の鮮度維持を図る。
 
導入した冷凍機はデイブレイクの「アートロックフリーザー」。価格は300万円以上だが、「もの作り助成金」を活用した。
 
うま味成分を閉じ込めるほか、乾燥や変色といった食材への影響も防ぐ。庫内のどこに魚を置いても、冷気が均一に当たるのが特徴という。
 
冷凍機を導入で、よりおいしく安全な商品を提供できると見ている。「12月から、タイを使ったピザを発売する予定。今後は子どもに喜んでもらう魚料理をコンセプトに商品企画を行っていきたい」(平尾有希専務取締役)と語る。



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