2021.11.04

ZOZO、中間期の商品取扱高23.6%増 「ZOZOTOWN」以外がけん引

ZOZO(ゾゾ)の2021年4-9月期(中間期)における商品取扱高は、前年同期比23.6%増の2295億円だった。「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」の商品取扱高は同6.8%増の1774億5000万円、「PayPay(ペイペイ)モール店」の商品取扱高は同119.1%増の191億5000万円になった。「ZOZOTOWN」以外の売り上げ伸長が成長をけん引している。
 
「ZOZOTOWN」においては5月と9月、セールイベント「ZOZOWEEK(ゾゾウィーク)」を実施した。夏のセール時には、テレビCMを放送し、集客を強化した。インフルエンサーとの共同ブランドの販売や、コスメ事業への参入も売り上げ拡大に貢献した。
 
「PayPayモール店」では、前期の大型施策「超PayPay祭」で獲得した顧客の定着や、ヤフーによる積極的な販促費用投下により、順調に売上高を伸ばしている。7月には「夏のPayPay祭」を実施している。
 
売上高は同36.5%増の762億1200万円、営業利益は同11.4%増の237億9100万円、経常利益は同11.4%増の237億5900万円、四半期純利益は同7.9%増の165億4100万円だった。
 
クレジットカード決済の代金回収業者を変更したことで条件が改善したり、梱包資材の変更でコストを圧縮したりしたことが、収益拡大に寄与している。



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