2021.10.21

白鳩、中間売上16%増の31億円 PayPayモールの販売順調

下着ECの白鳩の2021年3-8月期(中間期)売上高は、前年同期比15.5%増の30億9000万円となった。PayPay(ペイペイ)モールの集客施策が奏功し、同モールの売り上げは前年同期累計比で38.2%増に伸長。この他、自社ECサイトと主要モールでも前年実績を上回った。
 
中間売り上げは伸長したが、コロナの影響で海外生産商品の一部に大幅な納期遅延が発生、業績への影響が懸念されるという。
 
損益は前年に続き赤字だったものの、営業損失が2900万円(前年同期は8000万円の損失)になるなど、全ての利益段階で赤字幅が縮小した。通期の損益見通しについて、白鳩は「まだマイナスの着地を見込んでいる。来期以降に早期の黒字転換を目指す」(IR担当)としている。
 
昨年の本社移転を機に、物流の設備投資を強化した。これにより、「商品ピッキング、商品梱包にかかるリードタイムがずいぶん短くなった。顧客の感覚では、従来と比べて商品が届くまで約1日縮まったようだ」(同)。配送サービスの短縮化が今後、顧客満足度の向上やリピーター化の促進につながると見ている。



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