2021.08.19

Zホールディングス、モール規模拡大を継続 第1四半期の流通総額3808億円に

ヤフーの持ち株会社であるZホールディングス(HD)が8月3日に発表した2021年4-6月期(第1四半期)連結決算によると、ショッピング事業(ECモール)の取扱高(流通総額)は、前年同期比0.4%増の3808億円だった。コロナ禍で前年同期が大きく成長した中、市場の拡大が継続している。
 
LINEとの経営統合による連結子会社化やZOZOの成長が増収の要因としている。前年同期比85.9%増の成長を遂げた20年4-6月期を「非常に高いハードル」と捉えながらも、プラス成長を堅持した。
 
リユース事業の取扱高は同13.1%増の2283億円だった。「ヤフオク!」の客単価向上や「PayPayフリマ」のユーザー拡大が2桁成長につながった。
 
ショッピング事業・リユース事業を含んだEC関連サービス全体の取扱高(流通総額)は、前年同期比15.5%増の8172億円だった。
 
連結売上収益は同36.3%増の3733億5200万円、営業利益は同1.5%増の513億8500万円だった。



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