2021.08.10

【コロナ禍の通販ヒット商品】 次世代チップス「SABACHi」「TUNACHi」、累計販売数400万個に メディア露出で爆増

食品の企画や製造会社の味源は、2019年1月から販売しているチップスシリーズ「SABACHi(サバチ)」や「TUNACHi(ツナチ)」の累計販売数が今夏にも400万個を突破する見通しだ。

希望小売価格は税込270円。販売数は2020年9月から2021年7月末までに300万個に達し、今年8月末までに400万個を突破しそうだ。サバチは約300万個、ツナチは約100万個の販売数になるという。


「SABACHi」と「TUNACHi」

コンビニエンスストアなどで先行販売し販路を拡大。流通網と認知拡大の二つを戦略として行った。販売を開始すると、メディアやテレビなどで露出する機会が増加し、ネット上でも情報が拡散したという。

ECの販路では、アマゾンのサイトで、販売開始30分で1000万円の売り上げを記録。一時的に販売を中止するほど注文が集中した。

商品は、それぞれの魚のうまみを逃がさずに、栄養素が豊富に摂取できるのが特徴だ。サバチは、主に「DHA」「EPA」「カルシウム」の3つの栄養素が豊富で、ツナチは、「たんぱく質」「鉄」「DHA」「EPA」の4つが摂れるという。おやつやおつまみとして手軽に栄養が取れることもポイントだとしている。

認知を拡大させる戦略として、SNSを積極的に活用した。ツイッターでの発信には特に力を入れてきたという。コロナ禍で生まれた「巣ごもり需要」や「家呑み需要」なども追い風となって販売数が一気に増加。「コロナで健康意識が高まる中、罪悪感のない食べ物としての認知も広がったことも大きいと思われる」(同社)としている。



RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事