2020.11.19

【2021年売れ筋予測】キーワードは『第2世代型おうち時間』 インテリア、生鮮食品EC、化粧品、調理家電のトレンド解説


【調理家電】おうち時間で需要拡大へ


新型コロナウイルスの感染拡大で、居酒屋やバーへ足を運ぶ人が減少し、「宅飲み」や「おうち時間」を充実させる調理家電の販売が伸長した。2021年も引き続き調理家電の人気が上昇しそうだ。

今年の夏には、自宅でアイスクリームが簡単に作れる機器などの販売が大きく伸長した。菓子材料をネットで販売するcotta(コッタ)によると、「6-8月には約2000台のアイスクリームメーカーが売れていた」としている。

家電メーカーのライソンでは、2019年に発売したカップ焼きそば用のホットプレート「焼きペヤングメーカー」の販売台数が4万台を超えているという。

ライソンは12月11日にも、自宅で居酒屋気分が味わえる「せんべろメーカー」(参考価格7500円)を発売する。


ライソンの「せんべろメーカー」

調理したおでんを加熱する鍋、焼き鳥用の網、エイヒレを炙る網、熱燗鍋、とっくり、おちょこがセットになっている。どの調理にも火は使わず、コンセントにつなぐだけで簡単に操作ができる。

店に行かなくても家で調理を楽しむ人は確実に増えた。調理し、食べる時間を充実させる調理家電の人気は2021年も続きそうだ。



RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事