2024.10.22

アパレル大手のTSIホールディングス、中間期の国内EC売上は1.6%減の164億円 ブランド撤退で減収

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TSIホールディングスの2024年3ー8月期(中間期)における国内EC売上高は、前年同期比1.6%減の164億円だった。EC化率は同1.3ポイント減の26.9%になった。

前年の「UNDEFEATED」の代理店契約終了に伴う撤退の影響が大きく、EC業績は減収となった。ただ、その影響を除くと、前年並みの業績だったという。

国内については、自社ECサイトと外部モール間の在庫一元化を順次進めており、在庫効率の上昇が売り上げに寄与している。

自社ECサイトの売上高は、同8.7%減の71億5000万円だった。海外EC売上高は、同9.8%増の19億6000万円だった。



海外については、コラボ商材のヒットや顧客データ活用の成功により、スケーターのキース・ハフナゲルが設立したブランド「HUF」のV字回復が全体を牽引している。

グループのブランドのECサイトが乱立することで、非効率なシステム関連のオペレーションコストがかさむという課題を解消するため、2025年2月を目途に、13のECサイトおよび会員サービスを統合し、新ECサイト「Mix.Tokyo」としてローンチする予定だ。



来期以降、EC業務オペレーションの共通化によるコスト削減を実現する。

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