ストリーム、中間期EC売上13%増の144億円超 ポイント還元施策が奏功

家電ECのストリームの2024年2ｰ7月期（中間期）のインターネット通販事業の売上高は、前年同期比13.0%増の144億600万円だった。「楽天市場」「ヤフーショッピング」などECモールで実施した効果的なポイント還元施策が増収に寄与した。連結売上高は同12.2%増の149億4700万円だった。
　
ECモールでは、効果的な販促展開により、スマホ、デジタルカメラ、カメラ用レンズ、エアコン、冷蔵庫、ヘッドホンを中心に販売数が好調に推移したという。今後も売れ筋商品の在庫確保に注力し、さらなる増収を目指していく。
　
2024年5月、「ecカレント」において、エアコンを最大で5万円引きで購入できる「今得割」クーポン施策を実施した。エアコンの品ぞろえも昨年より大幅に拡充。今年は平年に比べて夏の気温が高く、エアコンの販売拡大につながったという。
　
同5月から新たなキャンペーンも開始した。1回の注文金額5500円（税込）以上購入した会員から、抽選で100人中1人に、注文金額の全額分のポイントを還元する。さらに当選者以外にも、200ポイントを還元するキャンペーンを展開し、売上高の拡大につなげたという。