2024.09.26

シルバーライフ、冷凍弁当の売上30%増 通販市場の成長が追い風に

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「まごころケア食」など冷凍宅配弁当サービスを提供

冷凍弁当のECを展開するシルバーライフの2024年7月期の売上高は、前期比10.5%増の135億5500万円となった。OEM事業なども含む冷凍弁当の売上高は同30.0%増の31億4341万円となり、清水貴久社長は「冷凍弁当の通販は市場が急成長しており、追いかけている状況」とした。
 
2023年10月に販売価格の値上げを行ったところ販売数が減少したが、2024年2月から配送料と本体価格を分けるなどした新表示に変えた結果、販売数は上向き、売り上げも拡大した。SNSなどで販促を進め、さらなる拡大を目指す。
 
主力の配食サービスは同4.0%増の88億6556万円。FC加盟店は前期より11店舗減少したが、近隣店舗との統廃合や価格改定などで1店舗あたりの売り上げは向上した。
 
ただ、配食サービスにおける配達員不足により、伸び悩みの状況にあるという。今期の売り上げは微増の見通し。
 
高齢者施設向け食材販売は、利便性の高い冷凍食材の需要の高まりから、売上高は同16.7%増の15億4630万円となった。

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