2024.09.26

【ECから小売市場へ】平均単価5万円の日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」から卸限定の新商品

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新商品「弐光(にこう)」を手にする生駒龍史CEO

Clear(クリア)は9月24日、平均購入単価が5万円を超えるという高級日本酒ブランド「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」から新商品「弐光(にこう)」を発売した。これまではECでの販売が9割を占めていたが、「弐光」は小売店・飲食店への卸限定で販売する。「『高い日本酒は売れない』という概念を覆し小売店における高価格帯日本酒市場の活性化を狙う」(生駒龍史CEO)という。
 
「SAKE HUNDRED」の販売はこれまで、ECを中心に行ってきた。小売店での取り扱いは、2022年から納入を開始した、全国約50店舗の百貨店に限定。商流を絞る戦略を取ってきたとしている。
 
生駒CEOは「『SAKE HUNDRED』の累計売り上げは創業から5年で40億円規模となった。『特別な日本酒』としての地位を確立したことを受け、販売戦略を次のフェーズに移行する」と話す。販売戦略の第2フェーズとして、「弐光」を商材に、小売市場に挑むという。


▲『弐光』、牛肉のグリル 霜降りひらたけロースト添え

「弐光」のコンセプトは、「開かれる扉、非日常への誘い」。”白麹四段仕込み”という独自の醸造法と、米ぬかの再利用によるアップサイクルによって造られた商品だ。同ブランドの中では最も低価格となる税込9900円で展開する。

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