「タリーズ オンラインストア」、不正アクセス被害 個人情報の一部流出の懸念

タリーズコーヒージャパンは5月30日、ECサイト「タリーズ オンラインストア」において、第三者による不正アクセスがあったと発表した。個人情報の一部流出が懸念されるとし、調査を開始している。

タリーズコーヒージャパンは、運営する「タリーズ オンラインストア」において、第三者による不正アクセスでのシステム侵害が判明したと発表し、顧客および関係者への謝罪の意を表明した。

個人情報の一部流出が懸念されるため、ネットワーク等の稼働を部分的に見合わせており、事実実態を正確に把握するため第三者調査機関に依頼し調査を行っている。

「タリーズ オンラインストア」の登録会員数は9万2685名。現時点では情報流出についての詳細は判明しておらず、流出の事実、および影響を受けた人数についての調査を進めているとした。

被害の詳細が判明次第、顧客への対応方針、再発防止策について案内をする予定としつつ、「タリーズ オンラインストア」にて、クレジットカードによる支払いをした利用者に対し、身に覚えのないクレジットカードの利用履歴がないかの確認を呼びかけた。

心当たりのない不審な利用があった場合は、カード発行会社に連絡をしてほしいとしている。また、クレジットカードへの不審な請求以外については、問い合わせ専用相談窓口（コールセンター）を案内している。