九南サービスが運営する自然派食品ストア「タマチャンショップ」がブランディングを担い、ヨーロッパの和牛王とも呼ばれるJAPANS FINEST（ジャパンズファイネスト）」の大矢健治代表が開発した万能ソース「Macchan UMAMI rich sauce（マッチャン ウマミ リッチソース）」のクラウドファンディングが4月17日午前10時から開始している。開始直後から注目を集め、支援受け付け開始から1日経たずして目標金額を達成。さらに、2日が経過した19日の9時30分時点では目標金額の500％の支援が集まっている。
「毎日の食卓を笑顔にする」というコンセプトのもと誕生した「Macchan UMAMI rich sauce」だが、このソースをフードロスにさせまいと「ピクチャーブック」にてスタートしたクラウドファウンディングでは、各界からも応援を呼びかける輪が広がっており、支援者が広がり続けている。
「Macchan UMAMI rich sauce」は、大矢氏がある番組にゲスト出演した縁で生まれた商品で、マヨネーズ、ケチャップに並ぶ日本発、万国共通の万能調味料「世界で“当たり前”に愛される第3のソース」を目指すという思いのもと発足。「ジャパンズファイネスト」の大矢氏が考案と商品開発、そして「タマチャンショップ」がデザインと販売を担当し、何度も試作を重ねながら、こだわり抜いて発売に至った商品だ。
▲さまざまな料理に合う万能ソース「Macchan UMAMI rich sauce」大矢氏はクラウドファンディングサイトで、「開発するにあたっては、魚介や畜肉エキスの入った日本では当たり前に販売されている商品は欧米では輸出禁止だったり、海外向け賞味期限検査、包材への規制など、越えなきゃいけない様々な決まりごとがあったので、素材や原料選びを何度も繰り返し、味のバランスを吟味し、そしてベースとなる素材を悩んでいる時に、主役にも脇役にもなれ、世界中でも親しまれている“玉ねぎ“を妻から提案してもらい、世界でもそんな存在になってほしいという想いを込め選んでいます」と述べている。
▲JAPANS FINEST 大矢健治代表世界中を食で笑顔にすることをゴールに始まった、マッチャンソースプロジェクトは発売当初、好評を集め、大きな話題となった。しかし、その後、状況が変わり、商品の流通が途絶え、販売が進まない事態に陥ったという。
「タマチャンショップ」を運営する九南サービスの田中耕太郎代表は、クラウドファンディングサイトで「実際にご賞味くださった皆さまからは非常に好評のお声を多くいただきました。商品に対する大きな自信を持てたことで、オンラインで購入することが難しい全国各地の方々にもしっかりとこの商品をお届けしたいという気持ちがさらに強くなっていきました。昨年9月8日にオンラインストアでの限定販売が始まり、おかげさまで初回製造分が4日で完売するなど非常に大きな反響をいただき、2023年の爆売れヒットセレクション（GetNavi誌）では食品部門として、みそきん、特上カップヌードルと並び2023年を代表する商品としてご紹介もされました。さらに今年は年明けから全国各地の店頭でも手に取っていただけるようMacchanの全国展開をはじめ、Macchanを使った料理教室やコラボなど色々な体験イベントの準備を進めていたのですが、今は展開を休止している状況になっています。全国に一気にお届けする予定であった商品の在庫が数万本残っている状況にあります」と切実な状況を伝えている。
▲「タマチャンショップ」を運営する九南サービスの田中耕太郎代表大矢氏と田中氏は、この窮地に直面し、どうすべきかを幾度となく協議し、「想いに共感し応援してくださる1人でも多くの皆さまにこのソースをお届けし、様々なシーンでMacchanを使って、食卓を笑顔にしていただきたい」という結論に至ったという。
今回、このクラウドファンディングを通じて「Macchan UMAMI rich sauce」をさまざまな人に届けたいという想いから、個人や企業、小売店も応援購入できるリターンを用意した。「Macchan UMAMI rich sauce」の通常販売価格は880円（税込）+送料となるが、感謝の気持ちを込めて商品価格はサンキューの１本390円（税込）、送料800円（5本まで同額）、クラウドファンディング手数料に設定している。
クラウドファンディングにおける目標は達成したが、在庫はまだ数万本が残っている。
このマッチャンソース全てを食卓にお届けするべく、両氏は５月末までクラウドファンディングを継続する決意だ。
■「Macchan UMAMI rich sauce」のクラウドファンディングhttps://www.picture-book.jp/projects/9999
