2024.04.03

GMOペパボ、スキルシェア市場参入 「SUZURI」10周年で2つの新事業を開始

GMOインターネットグループのGMOペパボは4月2日、サービス開始10周年の節目を迎えたオリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI(スズリ)byGMOペパボ」において、スキルシェア市場への参入とバーチャルファッション領域の強化を通し、サービスとしての新たな価値創出を目指すと発表した。10周年を記念したセールなども開催する。

GMOペパボの「SUZURI byGMOペパボ」は、イラストや写真をアップロードするだけで、オリジナルグッズの作成・販売ができるサービス。

4月2日にサービス開始から10周年を迎え、サービス開始時はスマホケース、Tシャツ、マグカップ、トートバッグの4種類だったアイテムは、デジタルコンテンツを含む50種類以上に増加した。大手企業とのコラボレーション企画やコンテストの共同開催など、創作活動を取り巻く環境の変化とトレンドを捉えたアップデートでクリエイターの表現の幅を広げている。



「SUZURI byGMOペパボ」ではこのほど、今後もすべての人が活躍できる環境を提供し続けるため、2つの取り組みを実施すると発表した。1つ目は、個人がもつスキルや知識をインターネット上のプラットフォームで他者と共有し、相互に利益をもたらすスキルシェア市場への参入で、クリエイターが有償のオーダーを受け付けできるコミッション機能「タクラミ」を提供する。

「タクラミ」は、金額はもちろん、募集する人数や納品時期、どのようなアイテムに仕上げるかもクリエイターが自由に決めることが可能。応募者はクリエイターに直接リクエストを行うことで、自分だけの特別なアイテムを購入でき、クリエイターは応募者からのメッセージを通じて反応をダイレクトに受け取ることができる。4月4日に事前登録の受け付けを開始する。

2つ目は、メタバース内で3Dアバターが身につけるバーチャルファッションアイテムを作成・販売できる「3Dグッズ作成機能」の提供だ。昨今のメタバース市場の拡大を受け、バーチャルファッション領域の強化を図るとし、まずは2024年4月下旬よりオリジナル3D缶バッジの作成が可能になる。



夏には画像を1枚アップロードするだけで簡単にTシャツの3Dモデルが作成・販売できる「3Dグッズ作成機能」の提供も予定している。本機能を利用することで、クリエイターは3Dモデリングの専門知識がなくてもメタバースへのアウトプットが可能になる。さらに、パーカーやバケットハットなどの3Dモデルにも対応を予定している。

サービス提供開始10周年を記念し、4月6日~14日の期間、「SUZURI byGMOペパボ」の全アイテム(予約商品、デジタルコンテンツを除く)が最大1000円オフになる「SUZURIの10周年ビッグセール」を開催する。

さらに4月6日には、「デザインフェスタギャラリー原宿 EAST」において、来場者参加型ゲームやアイテムサンプル展示などを行うポップアップイベントを開催する。




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