2024.03.22

貝印、女性向けケア用品の新ブランド「miness」発表 肌あたり・操作性を追求

本田真凜(中央)を起用して女性に訴求

刃物メーカーの貝印は3月、女性向けのケア用品の新ブランド「miness(マイネス)」を立ち上げた。ボディー用、背中用、VIOデリケートゾーン用など5商品を展開している。
 
刃物の開発を続けてきた同社が、現代のニーズに合わせ、新たに部位別の剃毛を提案するブランドだ。「剃毛を『引き算のスキンケア』として捉え直し、求める仕上がりや使いごこちを実現するアイテムをラインアップした」(遠藤社長)と言う。
 
ブランド名には、「ネガティブに捉えられがちな剃毛を前向きに受け止めていただきたいという思いから、『マイナスをマイナスでプラスに』というメッセージを掲げている」。
 
自社の調査で、女性400人にアンケートを実施して、毛を剃る際の女性の悩みなどを聞き、ニーズを掘り起こした。
 
開発でこだわったのは、肌当たりの良さ。刃体には「シームレスフィッティングシステム」を搭載し、「5枚の刃が一枚一枚独立して動く独立サスペンションと、360度動く3D首振り機能により、優しい肌あたりを実現した」(マーケティング本部ブランド企画部担当者)。


▲ボディー用など5商品を展開
 
操作性を重視した握り心地や、肌負担や衛生面にも配慮した。「長年カミソリの製造を続けてきた、貝印の歴史を活かした製品になっている」(同)としている。パーツごとに形状を変えて、細かいケアができるようにした。
 
ブランドアンバサダーには、プロフィギュアスケーターの本田真凜を起用。出演するプロモーション動画やSNSを通じて、女性ユーザーへの訴求をしていく方針だ。
 
価格はパーツごとに異なり、背中用カミソリが990円、VIOデリケートゾーン用が1980円(いずれも税込)など。





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