2024.01.26

ハンドメイドCtoC「Creema」、ECサイト構築サービス「InFRAME」提供 「Creema」と連携可能

大手ハンドメイドマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」を運営するクリーマは1月25日、「Creema」と連携可能で、初期費用・月額料金無料のネットショップ開設サービス「InFRAME(インフレーム)」の提供を開始した。「Creema」との併用により販売にかかる作業を一元管理でき、クリエイターの作品販売にかかる負担軽減を支援する。

クリーマは、創作活動に取り組む全国のクリエイターと生活者が、オンライン上で直接オリジナル作品を売買できるマハンドメイドマーケットプレイスを運営している。約27万人のクリエイターによる1600万点以上のオリジナル作品が出品され、その流通総額は約170億円と日本最大のハンドメイドマーケットプレイスとして市場の拡大を牽引している。

このほど、「Creema」と連携できる唯一のネットショップ開設サービスとなる「InFRAME」の提供を開始した。


▲「InFRAME」で制作したショップのイメージ

「InFRAME」と「Creema」のアカウントを連携することで、開設したショップへの「Creema」出品中の作品の一括登録、両ショップへの同時出品、購入数やお気に入り数などの「Creema」のラベルの「InFRAME」への同時表示、在庫の一元管理や販売実績の表示が可能となり、1つの操作で2つのショップを同時に運営できる。

書記費用や月額固定料は無料で、商品が売れるまで費用が発生しないという特徴も備える。「Creema 連携プラン」(サービス利用料2%、決済手数料3.6%+40円)と、「スタンダードプラン」(サービス利用料 2.5%、決済手数料 3.6%+40円)の2つのプランがラインアップする。

「InFRAME」のリリースを記念し、ショップ開設から6カ月の間、サービス利用料が無料となる特別キャンペーンを開催する(先着5000名、2月7日まで)。

「Creema」立ち上げの背景には、「クリエイターが創造的な活動に没頭する時間を確保できるようにしたい」という思いがある。2010年の「Creema」スタート当初は、「クリエイターの作品を購入する」という体験自体がほとんど認知されていない状態だったが、クラフトカルチャーの浸透とともに、好きなこと・ものづくりを仕事にするための環境が整いつつあり、“クリエイターとして生きていく”という選択をする人も年々増加している。

一方で、自身の作品を販売する場や手段が増えたことから、「作品販売にかかる作業時間が増加し、創造に充てる時間の確保が難しくなった」という声も聞かれるようになったとし、「創造」は何にも代え難いクリエイターの唯一無二の力であり、本質的な価値だとの考えから、クリエイターにとって大切な「創造」と、必要に迫られる「作業効率の向上」の両立を叶えるべく、「InFRAME」の提供に至ったとしている。

巨大なユーザー基盤を築き、クリエイターとともに歩んだ14年間を有する自社だからこそ、販売のためのシステム提供のみに留まらない、より意味のあるサービスを提供できるとし、「InFRAME」を通して、クリエイターのより一層自分らしい、自由な創作活動の実現を支援する考えを示した。




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