2023.12.14

レバレッジ、売上高は10.4%増の74億円 ブランド構築が安定成長の要因

フィットネスブランド「VALX(バルクス)」を運営するレバレッジはこのほど、本紙の取材に対して、2023年10月期の売上高が、前期比10.4%増の約74億円となったことを明らかにした。プロテインの通販は価格競争が激化している。そんな中同社は、ブランド構築に注力。その結果、安定的に売り上げを伸ばすことができたという。
 
同社によると、レバレッジの売り上げの大半を、プロテインやサプリメントのEC・D2Cの売り上げが占めるとしている。


▲売り上げの大半をプロテインやサプリメントが占めている

レバレッジでは、運営するYouTubeチャンネル「山本義徳 筋トレ大学-VALX」のチャンネル登録者数が70万人になるなど、ファンマーケティングを促進している。こうした取り組みが、プロテインの潜在顧客層の囲い込みに貢献しているという。
 
同社では、法人向けフィットネスサービスを提供。「ハロウィーン翌日に渋谷区をマッチョと一緒に清掃」といったユニークなイベントを企画したりもしている。
 
こうした、独自の路線でブランドを構築していることが、プロテインやサプリメントの売り上げの安定的な伸長につながっているようだ。
 
同社によると、2024年10月期においては、ブランド構築を戦略的に行い、さらなる事業拡大を図るという。売上高100億円を目指すとしている。



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