2023.11.23

ベースフード、 カビ発生の返金に伴う影響額は3.3億円

完全栄養食ブランド「BASE FOOD」を運営するベースフードは11月17日、カビが発生した一部商品の自主回収により、2023年3―11月期(第3四半期)において損失が発生する見込みだと発表した。返金に伴う影響額を3億3000万円と見積り、第3四半期の売り上げから控除する予定だという。
 
対象商品の着払い費用や廃棄費用などは約3000万円と見積もっている。第3四半期において、営業外費用として計上する予定だ。
 
「現時点においては、返金に伴う影響額は全て第3四半期の売り上げから控除することを想定しているため、第4四半期に影響が出ることはないと見込んでいる」(マーケティング部広報・PR担当)と話す。
 
今回の騒動により、日別の定期解約者数が一時的に通常時の約2倍に増加するなどの影響が出た。だが、現時点においては発生前の水準に戻っているという。
 
再発防止に向けて、「当該製造工場での製造は停止している。現在、当該製造工場とともに原因の究明および再発防止に向けた具体的な対策方法を検討している」(同)と明らかにした。




RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事